ご参加いただいた多くの皆さま、ご支援をいただいたお一人お一人のお力添えにより、9回目となるRUN伴2019も全エリアで無事、ゴールを迎えることができましたこと、心より御礼申し上げます。

今年は、「Connecting the dots!(点と点をつなぐ)」をテーマに、一人ひとりの思いと思いをつなぎ、まちの未来を変えていくことをめざして全国で開催されました。

6月に北海道稚内市をスタートし、11月の熊本県熊本市まで、36都道府県19,446名のランナー(内2,035名の認知症当事者)に参加していただくことができました。
タスキをつないだ地域は503市町村にのぼり、全市町村数の1/3となるなど、応援者や姉妹イベントRUN伴+を合わせると、過去最多地域で認知症の人にやさしい地域・社会づくりを推進することができました。

今大会の特徴として、国際的な広がりを実感する機会が多くありました。RUN伴インターナショナルの3年目となる台湾では全土で開催され大きな盛り上がりをみせています。
来年の開催をめざすイギリスからは、本場のRUN伴を体感したいと実行委員の方が来日し交流を深めました。
また、マレーシアで開催された国際アルツハイマー病協会の会議では、日本の学生がRUN伴Tシャツを着て地域づくりの取り組みを発表するなど、各国との新たな交流が広がっています。

そして今回は、これまで以上に災害に直面する大会でもありました。
北海道では「胆振被災地エリア」が作られ、千葉エリアでは「台風被害エリア応援エントリー」を全国から募集。応援のタスキが各地から届けられるなど、地域を超えたつながりも見られました。

そのような厳しい天候の中でも、大きな事故もなく、無事に大会を終えることができましたのも、ひとえに、参加してくださった皆さまの真摯な姿勢とご支援ご協力、応援いただいたたくさんの皆様のお陰です。
この場をお借りし御礼申し上げます。

今年度は、エントリーチームへのフォトマガジン送付に加え、昨年から取材を進めている「Stories」の冊子化、追跡取材をいただいているテレビ番組の全国放送もあります。
改めてご連絡をさせていただきますので、どうぞご期待ください。

今後も、認知症にやさしい地域づくりが加速するよう、みなさんとともに進んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました。

NPO法人認知症フレンドシップクラブ
RUN伴2019実行委員会

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