東京 町田エリア

Machida City

東京 町田エリア

日本全国に、今や世界にタスキをつなぐRUN伴が、東京・町田市にもやってきた。
「Dementia(認知症)から、『誰』でも、『ど』んなときでも、のDを目指す」チーム町田。
なんと、この「RUN伴Stories」に参加したいと立候補してくれたんだとか!
さまざまな年代、仕事、関わり方をする、アツイ町田のメンバーをご紹介します。

メンバー紹介

土志田敏伸さん/Toshida Toshinobu

RUN伴 町田 実行委員長
2017年に実行委員として参加し、2018年から実行委員長に抜擢される。認知症に関する町田のさまざまな活動や、おもしろい取り組みをする人がたくさんいることを知ってほしいと、Run伴Storiesの参加にいち早く手を上げた。調剤薬局に務めながら、「名前で呼ばれる薬剤師」「この人がいるから薬局に行く」という存在を目指し、あちこちで講演活動も行う。自身の務める店舗で「認知症カフェ」などイベントも定期的に開催。

増田由稀さん/Masuda Yuki

RUN伴 町田 実行委員
2014年から2回ランナーとして参加し、2018年に実行委員に。長く勤務をしてきた特別養護老人ホームにも、Run伴の参加を呼びかけた。現在は、新たな特別養護老人ホームに転職をし、「スタッフや認知症患者をもつ家族が満たされることで、人を幸せにできる」と考え、介護業界の底上げに奔走している。

三好留菜さん/Miyoshi Runa

RUN伴 町田 スタッフ
薬科大学の5年生。実行委員長・土志田さんの「認知症の人は楽しい思い出が残る」という言葉を聞き、楽しい思い出を一緒に残したいと、2018年スタッフとして参加。国家試験が控える身であるが、Run伴に参加し、「ひとのことを考えられる人集まっている」と実感したという。趣味で、イラストを描いていて、イラストレーター・五味健悟のレクチャーに目を輝かせてもいる。

松本礼子さん/Matsumoto Ayako

まちの保健室 本人会議(送迎係)
毎週火曜日「まちの保健室」で開かれる認知症カフェ「本人会議」を主宰。もとは小学校の教員だったが、母の認知症発症と看取りを機に支援の道へ入り、30年になる。Run伴のサポートだけでなく、「Dサミット」や「認知症カフェ」の開催など、幅広い活動を続けている。記憶があいまいになることもあるけれど、どうやって生きてきたかを家族と一緒に記録する「フォトストーリーブック」の製作も。

鈴木克彦さん/Suzuki Katsuhiko

まちの保健室 本人会議(珈琲係・マスター)
毎週火曜日の「本人会議」に参加し、美味しいコーヒーをふるまう係。ただいま、皆勤の記録を更新中である。昭和8年の「(明仁)天皇の3日後」が誕生日なので、85歳。取材の日は火曜日でないにも関わらず、庭仕事の手を止めて、急遽ワークショップに参加してくださった。タイポグラフィー(字)をデザインする仕事をしていた。地域のソフトボールチームのユニフォームデザインを手がけたことも。

町田エリアの魅力

ほどよく都会!

都心から小田急線の急行に乗れば、約30分の立地。駅の周辺にある商店で手に入らないものはない、住む人には便利なエリアだ。駅からちょっと歩くと、古きよき「仲見世商店街」もあり、行列のできる店の小籠包をゲット。中のスープがあつあつなので、ご注意を!(筆者はヤケド)

祭り!!!

取材で訪れた9月23日は、町田天満宮大祭「神幸祭」の真っ最中! 午前中Run伴に参加したチームが今度は法被を着て神輿をかついでいる!? 駅前の通りを何台ものお神輿が通り過ぎるその横にコスプレのお姉さんがいたり、車椅子のひとがいたり、外国人のお兄さんがなにやら清掃のおじちゃんと談笑していたり……。ダイバーシティ町田、ここにあり!

団地で遊ぶ?

町田と言えば、団地でしょう。ということで、取材陣が向かった団地。大きなグランドには、先客が……!? 「町田紙飛行機倶楽部」のメンバーたちが、自作の紙飛行機を風に乗せていました。興味津々に近づくRun伴Storiesメンバーにも体験をさせてくれ、町田の団地、楽しーい! と相成りました。
まちのあちらこちらに広場があるのも、町田ならでは。

まちの保健室

デイサービスや相談を受けられる場所。認知症の当事者が集う「本人会議」も開催している。メンバーの多くは、認知症と診断されて間もないひとや、物忘れに悩むひとなど。同じ立場のひとが情報を交換したり、悩みや不安の相談に乗ったりする。「本人会議」は毎週火曜日11時から16時まで。

サロンひまわり

「誰でもが身体が動くうちは生涯現役」と考え、どんなに小さなことでも「自分のため・人のため」に働くひとたちが集う。生活参加型として、日常生活を自分の力で過ごしていくために、個人に合わせたサービスを提供している。
インタビューに応えてくださった、君塚節子さんが通われています。

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